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【F1スペインGP予選】チーム別・チームメートとの予選比較と評価

2023年06月04日(日)5:15 am

2023年F1第8戦スペインGP(バルセロナ-カタルーニャ・サーキット)の2日目、予選が行われた。ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。

●【2023F1第8戦スペインGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

ここでは各チームの予選と、チームメートとの比較をしてみる。

■チーム別の予選比較

【レッドブル】
1番手 フェルスタッペン
11番手 ペレス
フェルスタッペンがF1スペインGP初のポールポジションを獲得、一方セルジオ・ペレスはQ2敗退の11番手で、チャンピオンを争う2人の差がここバルセロナでも開いてしまった。

【フェラーリ】
2番手 サインツ
19番手 ルクレール
F1スペインGPから新サイドポンツーンを投入、母国GPのサインツは2番手だったが、シャルル・ルクレールはQ1敗退の19番手で明暗分かれた。明日のチーム戦略は厳しいものになる。

【マクラーレン】
3番手 ノリス
10番手 ピアストリ
先週に引き続き特別カラーで走行しているが、ノリスが3番手と大健闘。新人オスカー・ピアストリは10番手と健闘したが、2人は約0.9秒の差が開いている。ノリスは表彰台のチャンス、チームとしても大量ポイントのチャンスだ。

【アルピーヌ】
4番手 ガスリー
7番手 オコン
ピエール・ガスリーが4番手、前戦モナコGPで表彰台に立ったエステバン・オコンが7番手で、他のトップチームと比べて2人とも安定感がある。しかし、安定した表彰台争いにはもう少しマシンの速さが欲しい。

【メルセデス】
5番手 ハミルトン
12番手 ラッセル
先週のモナコGPから“B”マシンを投入しているが、ルイス・ハミルトンは5番手、一方ジョージ・ラッセルはQ2敗退の12番手で、明日の戦略は不利になる。

【アストンマーティン】
6番手 ストロール
9番手 アロンソ
母国GPで期待されたアロンソはマシンダメージもあり9番手に留まった。一方、ストロールは6番手で師匠を上回った。

【ハース】
8番手 ヒュルケンベルグ
17番手 マグヌッセン
ヒュルケンベルグが8番手、一方マグヌッセンは17番手でQ1敗退だった。マシンのポテンシャルはあるが、中団争いではわずかなミスやタイミングで大きく順位が変動してしまう。

【アルファロメオ】
13番手 ジョウ・グァンユ
16番手 ボッタス
ジョウ・グァンユはQ2に進出して13番手、バルテリ・ボッタスはQ1敗退の16番手で、チームとして速さが欲しい。

【アルファタウリ】
14番手 デ・フリース
15番手 角田裕毅
ニック・デ・フリースは14番手、角田裕毅は15番手と順位は拮抗しているが、角田裕毅はトラックリミット違反によるタイム抹消がなければトップ10にも十分に入れただろう。チームとしてはもう一歩前進したい。

【ウィリアムズ】
18番手 アルボン
20番手 サージェント
アレクサンダー・アルボンが18番手、ローガン・サージェントは20番手で、他チームと比べて精彩を欠いている。

■【予選】F1スペインGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 C.サインツ(フェラーリ)
3 L.ノリス(マクラーレン)
4 P.ガスリー(アルピーヌ)
5 L.ハミルトン(メルセデス)
6 L.ストロール(アストンマーティン)
7 E.オコン(アルピーヌ)
8 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
9 F.アロンソ(アストンマーティン)
10 O.ピアストリ(マクラーレン)
11 S.ペレス(レッドブル)
12 G.ラッセル(メルセデス)
13 G.ジョウ(アルファロメオ)
14 N.デ・フリース(アルファタウリ)
15 角田裕毅(アルファタウリ)
16 V.ボッタス(アルファロメオ)
17 K.マグヌッセン(ハース)
18 A.アルボン(ウィリアムズ)
19 C.ルクレール(フェラーリ)
20 L.サージェント(ウィリアムズ)

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