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【動画】レッドブル・フォード発表!2026年から2030年まで2チームにパワーユニット供給

2023年02月04日(土)0:45 am

2026年からF1への復帰を発表したばかりのフォードは、レッドブル・パワートレインズとの「長期戦略的テクニカルパートナーシップ」を締結したことを新車発表会場で明らかにした。

●【一覧】2023年F1新車発表スケジュール

モータースポーツ界と自動車産業の両方で巨大な存在であるフォードとレッドブル・パワートレインズ(ミルトンキーンズ内のチーム専用エンジン部門)は、2023年から次世代パワーユニットを開発し、2026年から少なくとも2030年まで、レッドブル・レーシングと姉妹チームのアルファタウリに供給する予定だ。

現在のターボチャージャー付き1.6リッターパワーユニットをベースに、2026年からのF1エンジンレギュレーションでは、電気出力の向上や100%持続可能な燃料を採用し、安全性の向上やメーカーのコストダウンも図られている。

■フォード社長「F1は非常に費用対効果の高いプラットフォームとなる」

フォード・モーター・カンパニーのジム・ファーリー社長兼CEOは、次のようにコメントしている。

「フォードがレッドブル・レーシングとともにF1に復帰することは、私たちが企業として目指すところ、すなわち、ますます電動化され、ソフトウェアで定義された、最新の車両と体験のすべてを示すものです」

「F1は、イノベーション(革新)を起こし、アイデアや技術を共有し、何千万人もの新しい顧客と関わるための非常に費用対効果の高いプラットフォームとなるでしょう」。

■レッドブルF1ホーナー代表「セナ、シューマッハ・・・レッドブル・フォードとして次の章を楽しみにしている」

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、次のように語った。

「このパートナーシップを通じて、フォードを再びF1に迎えることができるのは素晴らしいことだ。独立したエンジンメーカー(RBPT)として、フォードのようなOEMの経験を生かすことができるのは、ライバルに対して有利になる」

「世代を超えたモータースポーツの歴史に彩られたメーカーだ。ジム・クラークからアイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハまで、その系譜が物語っている。私たちレッドブル・パワートレインズは、レッドブル・フォードとして、その王朝の次の章を開くことができ、非常にうれしく思っている」

「2026年はまだ先のことだが、我々にとっては、新しい未来とオラクル・レッドブル・レーシングの継続的な進化を見据えた仕事がすでに始まっている」。

■フォード「勝つために戦う」

フォードは、「バッテリーセルや電気モーター技術、パワーユニット制御ソフトウェアや分析など、いくつかの開発分野で専門知識を提供する」ことになっている。

ファーレイ社長は、フォードがF1で「勝つために戦う」ことを強調し、新しいパートナーであるレッドブルは、昨年のドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方を獲得しており、2023年シーズンに臨むことを目指すと述べている。

■【動画】レッドブル・フォードは、2026年からオラクル・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリにパワーユニットを提供する。

■【動画】マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがフォードのEV車でドーナツターンを披露

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