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【P3レポート:F1スペインGP】トップ6を3チームが占める!

2022年05月21日(土)21:53 pm

F1第6戦スペインGP(バルセロナ-カタルーニャ・サーキット)の2日目、フリー走行3回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がわずかな差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抑えてトップタイムをマークした。また2日目もメルセデス勢が速さを見せている。

●【2022F1第6戦スペインGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数

チャンピオンシップリーダーのルクレールは、燃料を少なめにしたショートランでソフトタイヤを履いて1分19秒772をマークし、2番手のフェルスタッペンに0.072秒差をつけた。

トップから0.148秒差の3番手につけたジョージ・ラッセル(メルセデス)は、7度のワールドチャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑えた。

2日目も好調なメルセデス勢はここで多くのアップグレードを行い、ようやくポーパシングの解決策を見出したようで、ストレートでの競争力が大幅に向上している。

季節外れの暑さとなったが、トップ6台の3チームは2セットのソフトタイヤを装着し、6台の差は0.5秒未満だった。

7番手のランド・ノリス(マクラーレン)は、金曜日のフリー走行中に縁石に乗った際にフロアを破損し、修理を終えてからフルアップグレードした状態で走行している。

8番手はハースのケビン・マグヌッセン、9番手はバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)で、トップ10の最後はアルピーヌのエステバン・オコンだった。

■“グリーン・ブル”のアストンマーティンは12番手

7番手のノリスから0.5秒差だったもののチームメイトのダニエル・リカルド(マクラーレン)は11番手だった。

大幅アップデートを投入して物議を醸しているアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルが12番手につけた。

13番手には地元の大観衆の大声援を受けてモチベーションが高いフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、それにジョウ・グァンユ(アルファロメオ)と角田裕毅(アルファタウリ)が続いた。

12番手のベッテルから0.5秒遅れのランス・ストロール(アストンマーティン)は16番手、17番手と18番手にはウィリアムズ勢が続いたが、アレックス・アルボンとニコラス・ラティフィには0.8秒近くの差がついている。

ミック・シューマッハ(ハース)は右リアのブレーキから火が出て、わずか4周を走ったのみでセッションを早めに切り上げた。チームは念のためギアボックスの交換を行い、予選に間に合うように準備を進めている。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はインスタレーションラップを終えた後、マシン後方から白煙が出てしまい、セッション終了までに修復することができなかったため、ラップタイムを残すことができなかった。どうやらエンジンのオーバーヒートということだ。

予選はこのあと日本時間23時から始まる。

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