F1オーストラリアGP(メルボルン・グランプリ・サーキット)での2日目、フェラーリF1はシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。一方でカルロス・サインツは不運が重なり9番手に沈んだ。
●【2022F1第3戦オーストラリアGP】スターティンググリッド
レッドブルF1との激しいバトルを展開しているフェラーリだが、ローラン・メキース(レーシング・ディレクター)が予選までの戦いを次のように振り返った。
■ルクレールは素晴らしいラップを披露した
「これまでのところ、忙しい週末で、あるセッションではライバルの先を行き、別のセッションではライバルの後塵を拝している」
「このコースはレイアウトが変更されているため、事実上新しいコースであり、バーレーンやサウジアラビアとはまったく異なる課題を投げかけている。F1-75はここでも競争力を発揮しており、マラネロでのハードワークの賜物だ」
「今日の予選では、細部にまで目を配り、継続的に改善する方法を探さなければならなかった。その結果、シャルルが素晴らしいラップを披露し、見事なポールを獲得した」
■サインツは不運が重なる・・・
「カルロスも今週末はとても速かったので、残念だった。まず、赤旗のために数秒の差でタイムを出せなかったこと、そして最後の走行で、エンジンの始動に予想外の時間がかかり、ガレージを出るのが少し遅れたことが、彼のパフォーマンスを低下させることになった。そのため(アタック前の)準備ラップ用の時間が足りなく、必然的にラップタイムに少なからぬ影響を及ぼした」
「明日は1周1周が勝負になるので、最高の結果を出すために今夜はまだやるべきことがたくさんあるよ」