F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)決勝レースを終えて、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のようにコメントした。
●【F1第6戦アゼルバイジャンGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
決勝レース:優勝、3位、7位、18位
「今日のアゼルバイジャンGP決勝は、トップを快走していたレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がクラッシュしたことにより、残り3周で赤旗中断になるという、我々にとっては大きな波乱が起こったレースになりました」
「チームメートのペレス選手は、終止フェルスタッペン選手に続く2番手を走行し、同僚のリタイアによりトップとなった赤旗中断の後にも、きっちりとポジションを守りきり、自身のキャリア2回目、レッドブル・レーシング・ホンダへの移籍後初となる優勝を獲得しました」
「また、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手が力強い走りとともに3位でフィニッシュしたことにより、Honda F1としてダブル表彰台を獲得することができました」
「角田選手も7位入賞を果たし、熾烈な中団グループで闘うアルファタウリ・ホンダにとって貴重なポイントを獲得したことにより、コンストラクターズランキングを5位に押し上げました」
「今週末の4人のドライバーの好パフォーマンスと、戦略やピットストップなど、チームの素晴らしい働きが、マシンに速さを与え、予選での4台Q3進出、そして今日のレースでの好結果に結び付きました」
「ここからは1週を挟んで欧州での3連戦に向かいます。タフな戦いが続きますので、十分に準備をして、またいい戦いができればと思います」