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ルノー復帰を決めたアロンソ「勝つチャンスが生まれるのは2022年」

2021年に古巣ルノーから3年ぶりにF1復帰を果たすことになったフェルナンド・アロンソだが、すぐに勝利に手が届くとは考えていないようだ。

アロンソの去就に関してはさまざまなうわさがささやかれていたが、ルノーは8日（水）に今季限りでチームを去るダニエル・リカルドの後任として2018年までマクラーレンで走っていたアロンソと契約を結んだことを正式に発表した。

伝えられるところによれば、ルノーとアロンソの契約は1年のオプション付き2年契約だと考えられている。

アロンソは今回の契約について母国スペインの記者たちに次のように語った。

「僕が本気で復帰したいと思うかどうかに関して僕が設定していた目標は2021年の（新F1）ルールだったんだ」

「その導入は2022年まで延期されることになったけれど、それでも2022年に向けていい勢いを創造するという意味では2021年はその役に立つだろうと思っているよ」

「僕たちが最初どのあたりに位置することになるのかはよく分かっている。だけど2年間F1マシンに乗っていなかったわけだから2021年にF1に戻るのは準備の一環としてもその価値があると思うんだ」

アロンソは現在と基本的に同じ技術ルールが適用される2020年と2021年に関しては「勝つのは同じチームになるだろう」と語り、今後2年間はメルセデスが最強を誇り続けるだろうと予想している。

だが、新技術ルールが導入される2022年に関しては「マシンは非常に違うものになるし、多くのパーツに関して全員が同じものを使うことになる。それに予算制限もある」と語ったアロンソは次のように付け加えた。

「だから、すべての面がこれまでより同等になるはずさ」