【アルファタウリ・ホンダ】クビアト「中団チームにとってはトップへ挑むチャンスだ」
新型コロナウイルスを懸念しF1開幕戦オーストラリアGPも開催するのか否かの判断が待たれるが、ダニール・クビアト（アルファタウリ・ホンダ）が開幕戦への意気込みを次のように語っている。
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■ダニール・クビアト（アルファタウリ・ホンダ）
「ウインターテストでは多くの周回を重ねることができた。シーズンに向けての準備は整ったと思う。バルセロナではいいスタートが切れて、新しいマシンの特性を学び、新たなセットアップの方向性を多く試すことができた。オーストラリアとバーレーンの序盤2連戦でさらに多くのことが分かるはずなので、楽しみにしているよ。
レギュレーションが継続しているから、中団チームにとってはトップへ挑むチャンスだ。ただ、もちろん、中団同士での争いも今年はさらにタイトになるだろうね。とても面白い戦いが待っているはずだから、楽しみだ。接戦でいいバトルが起きることを願っているよ。
テストでの僕らの新型マシンの挙動は興味深いものだった。例年より2日少ないテストは大変だったけど、マシンの挙動をなるべく早く理解するためにさまざまなことを試して、大きな成果を得た。僕らはみんなその変化に満足しているし、マシンのベストを引き出すために全力を尽くした。
昨年からは明らかな進歩があるけど、他と比較してどうなのかを見なければならないね。でも、マシンの感触からはいいポテンシャルを感じているし、それを引き出せるかは僕ら次第さ。
メルボルンでいよいよシーズンが始まる。毎年オーストラリアに行くけど、いつでも初めて来たときと同じようにエキサイティングな気持ちなんだ。レースの興奮というのはいつでも特別なものなのさ。昔ながらのコースは面白く、他とはかなり異なるから、いつもワクワクした気分で臨んでいるよ。
バルセロナのような比較的スムーズな路面でのテストから、こうしたバンピーな公道コースでシーズンが始まるのは不思議な気分だね。バンプは正しいセットアップを見つけづらくするし、金曜日は路面がかなり汚れているからさらに難しくなる。
ただ、レースウイークが進めばラバーが載ってグリップは改善していくんだ。公道コースの中では高速になるから、走っていて楽しいし、コーナーを攻めたり、うまく縁石を使ったりする感覚もいいものさ」
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