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【レッドブル・ホンダ】アレクサンダー・アルボン、フェルスタッペンの強敵となるのは「時間の問題」

2019年11月28日(木)18:43 pm

レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、自分がチームメートのマックス・フェルスタッペンにとって強敵となるのは「時間の問題」だと考えているようだ。

レッドブル首脳部が、今季のF1第13戦ベルギーGP以降ピエール・ガスリー(現トロロッソ・ホンダ)に代えてフェルスタッペンのチームメートに据えたアルボンのパフォーマンスに満足しているのは確かだろう。

今年ジュニアチームのトロロッソからF1デビューを飾ったばかりのアルボンだが、シーズン途中でレッドブルに昇格してからも安定したパフォーマンスを発揮しており、レッドブルは2020年もフェルスタッペンとアルボンのコンビでシーズンに臨むことを決定している。

だが、イギリス生まれのタイ国籍ドライバーである23歳のアルボンは、スペインの『Marca(マルカ)』に対し、現時点ではまだフェルスタッペンと同じようなペースで走ることができていないのは事実だと認め、次のように語った。

「僕は、今のクルマでまだ自分がもっと改善すべきだと分かっているエリアと、もっといい感触が得られるようにすべき箇所を探っているところだよ」

「クルマに自信を持つことができ、そのパフォーマンスをすべて引き出すことができるようなバランスを見つける必要があるんだ」

「それには時間がかかることも分かっているよ。だからこそアブダビでのシーズン後テストもそうだし、すでに冬のテスト(2020年2月実施)も楽しみにしているんだ」

「このクルマでいろいろ試すための時間はものすごく少ないから、レース週末の間に常に大きなチャンスをつくるのは簡単なことじゃないよ」

そう語ったアルボンは、次のように付け加えた。

「実際のところ、ここまでのところ僕はまずまずの仕事をこなしてきたと思っている。だけど、いったんこのクルマで攻めの走りをすることができ始めればもっと馴染んでいけると思うよ。そうすればラップタイムだってよくなるはずさ」

前戦F1ブラジルGPでは初のF1表彰台をほぼ手中に収めたかと思われる素晴らしい走りを見せていたアルボンだが、最後の最後にルイス・ハミルトン(メルセデス)に接触されてしまい、レッドブル移籍後初のノーポイントで終わっている。

それだけに、今週末に行われる最終戦アブダビGPでは、納得のいく結果を出してF1ルーキーイヤーを終えたいと考えているはずだ。

F1アブダビGPは29日(金)の日本時間18:00にスタートするフリー走行1回目で開幕し、決勝は12月1日(日)の日本時間22:10にスタートする。

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