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【レッドブル・ホンダ】パートナーのエクソンモービルが今季中に新配合燃料投入を計画

今シーズン末にはレッドブル・ホンダに新たな助っ人が加わることになりそうだ。それはパートナーであるエクソンモービルが開発を進めている新燃料だ。

今季はフェラーリエンジンのパフォーマンスがライバルメーカーを上回っているが、その理由のひとつはシェル社が供給している燃料にあると考えられている。

そして、レッドブルの燃料パートナーであるエクソンモービルもそれに対抗すべく新燃料の開発に努めている。

エクソンモービルの技術アドバイザーを務めるダリオ・イゾーはイタリアの『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』に、レッドブル・ホンダが現在使用している燃料はシーズン開幕当時と同じものだと認め、次のように語った。

「通常であればたびたび変えるものなんだ。しかし、今年に関してはそうすることが可能ではなく、また必要でもなかった」

「ホンダは非常に体系化されたやり方で取り組んでいる。だから、我々も大きな変更を行う必要がなかったんだ」

しかし、現在エクソンモービルではさらにレッドブル・ホンダのパワーアップを可能とする新配合燃料を投入する計画を進めている。

「今シーズンの終わり頃に最新版を持ち込む予定だ。うまくいけば、それによってさらなるパフォーマンス向上が期待できるだろう」

そう語ったイゾーは次のように付け加えた。

「我々としては、それは2020年シーズンに向けたテストとしても位置づけているよ」