トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、ハンガロリンクで行われる2019年F1第12戦ハンガリーGP(4日決勝)に向けて抱負を語った。
■ダニール・クビアト
「前回のドイツでのレースは素晴らしい経験ができたよ。3年ぶりに表彰台に上ることができたんだ。レースの前までは楽な展開ではなかったし、予選もうまくいかなかったから日曜日は厳しいものになるだろうと思っていただけにうれしさもひとしおだったよ。娘が生まれたその週に表彰台に上ることができたなんて夢のような気分さ」
「夏休み前最後のレースをするために水曜日にハンガリーに移ることになる。僕はハンガロリンクが好きだよ。面白いし独特だからね。低速コーナーが多いし、そのためにバリアがないモナコのようだと言う人たちもいる。だけど、高速コーナーや中速コーナーもあるから、低速サーキットだと言い切るのは正確ではないよ」
「ハンガロリンクは僕にとってF1で最高の結果を出したところだよ。2015年に2位でフィニッシュしたんだ。もうかなり昔のことに思えるけれどね。以前は、このサーキットはトロロッソにはうまく合っていた。いいバランスを見つけることが重要になるし、今年も僕たちにとっていい週末になることを願っているよ」
「このサーキットで走るのは楽しいけれど、オーバーテイクはすごく難しいから遅いクルマにつかえてしまうと難しいレースになってしまうし、戦略を変える必要さえ出てきてしまうんだ。ハンガリーでは7月が1年で最も暑い時期だし、コックピットの中もすごく暑くなるから身体的にもかなり大変だよ。ストレートがないから決してリラックスなどできないしね」