3月9日(土)、東京・神宮外苑前でレッドブルF1が爆音を轟かせながら走行した。
今シーズンからホンダのパワーユニット(PU)を搭載するレッドブルが、東京のど真ん中の公道、しかも美しい景観として有名な神宮外苑前のいちょう並木を封鎖してド派手に走行した。
この日特設会場に登場したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー、そしてトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンの4人のドライバーだ。さらにアドバイザーのヘルムート・マルコ博士、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナー、トロロッソ代表のフランツ・トストなど豪華メンバーが日本のF1ファンのために集まった。
すぐ近くのホンダ本社でイベントを終えた7名と、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長と田辺豊治F1テクニカルディレクターは、アストンマーティン2台とトロロッソ・カラー仕様のN-BOXで神宮外苑前へ移動。
その後、世界中を転戦しているレッドブルF1ショーカーにガスリーとフェルスタッペンが乗り込み、いちょう並木でF1サウンドを轟かせながら走行。途中、Uターンする場所では華麗にスピンターンを何度も決めるなどサービス精神も旺盛。
鼓膜が揺れるほどのF1サウンドを東京都内で轟かせると、来場した沿道のファンからは大歓声が上がった。さらに白煙を上げながらスピンターンを決めるとファンも大興奮の様子だった。
なお、お気づきのファンも多いかと思うが、カラーリングこそ今季型となっていたが、F1のルール上、今回走行したF1ショーカーは毎年世界中の街中で走行している数年前のモデルとなっており、ホンダPUを搭載した今季型モデルではない。
レッドブルご一行は、この後空港へ向かい、開幕戦の地オーストラリアのメルボルンへと向かう。