レーシングポイントが開幕戦に向けて大幅なF1マシンのアップデートを予定していることが明らかとなった。
今季からレーシングポイントというチーム名称で戦うことになる旧フォース・インディアだが、全8日間の日程で行われるF1公式プレシーズンテストの6日目を終えた時点での総周回数は10チーム中の9番手に位置している。
10番手に位置しているのが初日と2日目に走行することができなかったウィリアムズだということを考えれば、レーシングポイントは事実上最も周回数が少ないチームだと言えるかもしれない。
だが、レーシングポイントのテクニカルディレクターを務めるアンドリュー・グリーンは、チームは実際のところ「予定通り」のスケジュールでテストを進めているのだと主張している。
そして、このチームで6年目、通算で9年目のF1シーズンを迎えることになるメキシコ出身ドライバーのセルジオ・ペレスは、開幕戦オーストラリアGP(17日決勝)には大きな修正を施したクルマで臨むことを明らかにしている。
「僕たちが本当にどういう位置にあるのかということを確かめるには、(プレシーズンテストの)残りの2日でもっと走行距離を伸ばす必要がある」
『Motorsport-Magazine.com』にそう語ったペレスは次のように付け加えた。
「だけど、僕たちがあまり多く走行するとは考えていなかったよ。というのも、僕たちはかなり修正を加えたクルマをたずさえてメルボルンに行く計画をしているからね」