プレシーズンテスト3日目は、初日のドライバー陣容と同じく、レッドブル・トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが走行を担当した。
昨日に続きクビアトが137周を走行し、充実した一日となった。
テスト内容も昨日のものを継続する形で、機能確認や各ドライバーのスタイルに合わせた最適化を行っている。
各チームがそれぞれのプログラムに沿ってテストを実施している現時点ではラップタイムは全く参考にならないが、それでも今日のようにクビアトがトップタイムを記録することは、チームメンバーのモチベーション向上に繋がっている。
■ジョディ・エジントン(トロロッソ副テクニカルディレクター)
#26 ダニール・クビアト
ベストタイム 1:17.704(1位)
周回数 137周
「ダニールにとってバルセロナでの2日目の走行でした。エンジニアとともにマシンのセッティングと理解を進め、初日に比べて前進しました。
まずは空力に関するテストから始め、多くのデータを収集しました。気温と路面温度が上がってくると、一般的なマシンテストをお昼にかけて行いました。
午後はロングランを行い、タイヤに関する有益なデータを収集しました。
しかし、この時期のバルセロナはシーズン中とはコンディションが異なるので、データの分析には注意が必要です。
最後にはショートランを行い、今後の分析に役立つデータを収集しました。
PUの面ではトラブルなく多くの周回を走行できました。信頼性の問題もほとんどなく、STR14は順調に進化を重ねていると言えます。
やるべきことはまだまだありますが、いい仕事ができた一日でした」