ザウバーはトロロッソ・ホンダを抜いてコンストラクター選手権で8位に上昇した。F1メキシコGP終了時点で3ポイントリードしている。
2018年シーズンも残り2戦となったが、年間8位になるか9位になるかで賞金が大きく変わってくるため、小規模チームとしては来年の活動・開発資金は少しでも多く確保しておきたい。
W入賞を果たしたザウバーのフレデリック・ヴァスール代表は、F1メキシコGPを次のように振り返った。
●【画像:決勝レース結果】2018年F1第19戦メキシコGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■フレデリック・ヴァスール(ザウバー・チーム代表)
シャルル・ルクレール:7位(6ポイント獲得)
マーカス・エリクソン:9位(2ポイント獲得)
コンストラクター選手権:8位
「週末を通して強くなっていき、ポジティブなグランプリだった。シャルル(ルクレール)とマーカス(エリクソン)が予選Q3に進出し、レースではポイントを獲得し、チームはコンストラクターズ・チャンピオンシップで(トロロッソ・ホンダを抜いて)1つポジションを上げたんだ。
レースは厳しいものだったし、チャレンジングなサーキットのため全てのドライバーがタイヤで苦労した。シャルルとマーカスはどちらもタイヤ・マネジメントにおいて優れた仕事をしてくれ、最終的にはチームの順位を上げることができた。我々はこのやり方を続けてシーズンを終わらせなければならず、次のサンパウロでまた良い結果を得るために戦うよ」。