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ハミルトン「F1チーム間の速度差が大きすぎるのは重大な問題」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、トップF1チームとそのほかのチームの差が大きすぎるのはF1にとって「重大な問題」だと考えている。

すでに今季のF1ドライバーズタイトルをほぼ手中に収めているハミルトンだが、昨年行われた技術ルール変更によって幅が広くなったF1マシンはたとえ速度差が大きくてもなかなかオーバーテイクするのが難しく、バックマーカーたちを追い抜くことにさえ苦労することがあると次のように語った。

「（前車との差が）5秒以内に入ると、すぐに乱気流の影響を感じるんだ」

「ほかの連中は自分たちのレースをしているわけだから、僕たちのためにあまりスピードを落としたいとは思わない。僕はトロロッソにつかえてしまったけれど、彼らに近づくことさえできなかったよ」

「難しい状況だね。クルマの速度差が大きすぎるんだ。これは僕たちのスポーツにとって重大な問題だよ」

「どうしてウィリアムズやマクラーレンが3秒も遅いんだい？　ひどすぎるよ」

そう語ったハミルトンは次のように付け加えた。

「スピード差を減らすためにルールを変える必要があるよ。そうすればMotoGP（世界最高峰二輪選手権）で見られるような素晴らしいレースができるようになるだろうね」