トロロッソ・ホンダが、F1アメリカGP初日を次のように振り返った。
●【画像:FP2結果】2018年F1第18戦アメリカGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
■トロロッソ・ホンダ:初日レポート
F1は舞台を北米に移し、第18戦アメリカGPを迎えた。レッドブル・トロロッソ・ホンダは、今大会でパワーユニット(PU)を交換。ロシアGPで投入し、日本GPで使用したPUの課題を修正すべく、小さな変更を加えた仕様を初日からピエール・ガスリーのマシンに搭載し、ブレンドン・ハートレーは初日の走行後に交換作業を行い、2日目から使用する。
アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、テキサス州オースティン郊外に位置し、第1コーナーまでの急勾配が特徴。低速、中速、高速の各コーナーが組み合わされたテクニカルなサーキットだ。
■フリー走行1回目
レッドブル・トロロッソ・ホンダは、P1でハートレーに代わりF2選手権に参戦しているショーン・ゲラエルを起用した。朝方まで激しく降った雨は、プラクティス1が開始される午前10時には上がったものの、気温が16℃と低くコースコンディションはあまり回復せずにセッションは行われた。
ガスリー、ゲラエルともに、最初はウエットタイヤでコースインし、1周を走行。その後、インターミディエイトタイヤでの走行となった。このP1は、ガスリーが19周を走行し13番手、ゲラエルが21周を走行し20番手という結果で終了した。
■フリー走行2回目
午後2時からのP2開始時は、強い雨が降るコンディションとなり、セッション半ばまでコースインするマシンはいなかった。
開始から45分が過ぎ、ハートレーがウエットタイヤで最初にコースインし走行をスタート。その頃、雨は上がったが、コース上はヘビーウエットの状態で、セッションは開始から1時間が経過。
そして、ガスリーがコースインし、ウエットタイヤで1分52秒751のトップタイムをマーク。セッション終盤、多くのマシンが走行したことでコンディションは回復し、ガスリーとハートレーはともにインターミディエイトタイヤで走行。これによりガスリーは1分49秒728とタイムを更新し2番手に、ハートレーも1分52秒505とタイムアップし6番手となり、セッションは終了した。
アメリカGPの2日目は10月20日(土)、午後1時(日本時間21日午前3時)からP3、午後4時(日本時間21日午前6時)から予選が行われる。