F1イタリアGP2日目をトロロッソ・ホンダが次のように振り返った。
●【予選結果】2018年F1第14戦イタリアGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■トロロッソ・ホンダ、2日目レポート
F1第14戦イタリアGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。
午前中に降っていた雨も昼前には上がり、プラクティス3はドライコンディションの下、走行が行われた。
正午からプラクティス3は、厚い雲の切れ間からところどころ青空がのぞき、気温17℃、路面温度27℃のコンディションで開始された。レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、まずミディアムタイヤで1周を走行しピットイン。その20分後に新品のスーパーソフトタイヤでコースインし、アタックシミュレーションを行った。
徐々にタイムを伸ばした2台はガスリーが1分23秒438、ハートレーが1分23秒459のベストラップをマーク。2台は同じタイヤで10周を走行しピットへ戻った。セッション残り10分となった終盤、新品のスーパーソフトタイヤで再度コースインした2台は、ガスリーが3回のアタックで次々にベストラップを更新し、最終的に1分22秒631をマーク。
ハートレーも1分23秒164とタイムアップを果たした。このセッション、ガスリーは12番手、ハートレーは20番手となった。
■予選
午後3時の予選開始直前、雨がぱらつき始めたがコースコンディションには影響なく、予選がスタートした。Q1で真っ先にコースインしたハートレーは、1セット目のタイヤで1分23秒684、1分22秒812、1分22秒711とタイムアップ。ガスリーも1分23秒836、1分22秒550とタイムを伸ばした。2セット目にはガスリーは1分21秒834、ハートレーは1分21秒934とさらにタイムアップした。
しかし、僅差の争いのなか、コンマ1秒差の2人はガスリーが12番手、ハートレーが18番手という結果に終わり、ガスリーはQ2進出を果たしたが、ハートレーはQ1敗退となっている。
降水確率は80%でしたが降雨はなく、Q2がスタートした。Q2ではガスリーが1セット目に1分22秒174をマーク、2セット目で1分21秒667のベストタイムで10番手となり、Q2を突破。ハンガリーGP以来2戦ぶりにQ3進出を果たした。
Q3では、1回目を中古のスーパーソフトタイヤでアタックし1分22秒918、2回目は新品に履き替えて1分21秒350と自己ベストを更新し、9番手で予選を終えた。
決勝レース、ガスリーは5列目9番手から、ハートレーは上位車2台にグリッドダウンペナルティが科されるため、8列目16番手からのスタートとなり、上位進出を目指す。
イタリアGP決勝レースは9月2日(日)午後3時10分(日本時間午後10時10分)にスタートする。