ホンダ育成ドライバーの福住仁嶺(ふくずみ にれい)は、GP3シリーズ第6戦イタリア・モンツァのレース1でポールポジションを獲得した。
●【F2】「人生最大のクラッシュ」を乗り越えたホンダの松下信治、F1直下のF2で日本人初のポールポジションを獲得
本日午前の予選は、雨によるコンディション不良により中止となったことで、フリー走行の結果でスターティンググリッドが決まった。これにより、日本人ドライバーの福住仁嶺がポールポジションを獲得。ARTグランプリはポールポジションから4番手までグリッド2列目までを独占した。
ピットレーンで大雨が降ったことでスタート・ディレイ(遅延)が発表されたが、コース・オフィシャルはセッション中止を呼びかけていた。そして、この後のレース1までの間に予選を行う時間がなかったため、昨日のフリー走行の結果がスターティンググリッドに適用されることになった。
■福住仁嶺:ポールポジション
「普通なら予選でポールポジションを獲得したいところですが、今はドライビングするにはコンディションがとても悪すぎました。レースで1番グリッドからスタートするのは良いチャンスですし、昨日ポールポジションを獲得した(F2の松下)信治さんと共に、日本のファンにとっては良いことですね。日本でもウェットレースに慣れていますので、良い結果を残したいと思います」。