F1アゼルバイジャンGP決勝レースで、フォース・インディアが同士打ちするシーンが公開された。これによりチームは2台入賞のチャンスを逃してしまった。
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セーフティカー後のレース再開直後、フォース・インディアのセルジオ・ペレスのン側にエステバン・オコンが飛び込み、同士打ちとなってしまった。
オコンは右リアタイヤをパンクし、ペレスはフロントウィングを壊してしまう。ペレスはピットに戻りフロントウィングを交換したが、他へのダメージが大きくそのままガレージへクルマを入れてリタイアを選択した。
しかし、その直後の赤旗中断中にペレスのクルーはガレージ内で修復、見事コースに戻したが、走行中に「シートが動く」という珍しいトラブルにより再びリタイアを選択している。
結果的にはエステバン・オコンが6位入賞を果たしている。
■前戦から続くチーム内バトル
前戦F1カナダGP決勝レースで、セルジオ・ペレスはチームオーダーを無視して新しいタイヤを履いていたエステバン・オコンを抜かせることはなかった。この行為に対してオコンは「フラストレーションが溜まる」と答えていた。
レース後、コンストラクター選手権ではフォース・インディアは4位につけており、3位レッドブルを58ポイント差で追う展開だ。またドライバー選手権では、セルジオ・ペレスが7位、9ポイント差でエステバン・オコンが8位と争っている。
レッドブルを捕らえたいチームとしては、今後、対策を取る必要性があるかもしれない。
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