第101回インディ500の53周目、マシンが宙を舞い、ウォールの上に落ちてマシンが真っ二つになる大クラッシュが発生した。
レースはイエローフラッグからレッドフラッグに変わっている。
背筋が凍るような恐ろしいクラッシュにも関わらず、マシンがウォールに当たった場所が運良く、ドライバーは自力で歩けており、メディカルチェックを受けている。
クラッシュしたのは、ポールポジションを獲得したスコット・ディクソン(No.9
チップ・ガナッシ/ホンダ)とジェイ・ハワード(No.77 シュミット・ピーターソン/ホンダ)。
ジェイ・ハワードが走行ラインを外れてアウト側のウォールに接触、跳ね返ってきたところにすぐ後ろから全開で走ってきていたスコット・ディクソンが激突、タイヤに弾かれ宙を舞った。
ディクソンは、宙を舞ったままイン側の金網に激突し、真下のウォールに上から落ち、マシンは火花を散らしながら何回転もし、ドライバーの真後ろで真っ二つになった。
また、インサイドにいたカメラマンが巻き込まれたようで、担架に身体を固定され運ばれたものの、意識ははっきりしている。
その後、ハワードとディクソンはメディカルチェックをパスし、テレビのインタビューに応えている。
現在も金網やウォールの修復作業のため赤旗中断となっている。ラップリーダーはフェルナンド・アロンソ(No.29 マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ)だ。
■【動画】大クラッシュしたディクソンのオンボード映像
REPLAY: @scottdixon9 incident in turn 1 at @IMS #Indy500 #INDYCAR pic.twitter.com/JaK8lfx4nt
— IndyCar Series (@IndyCar) 2017年5月28日
REPLAY: @scottdixon9 checked, cleared, and released after this turn 1 incident during the #Indy500 at @IMS. #INDYCAR pic.twitter.com/gaD950M27F
— IndyCar Series (@IndyCar) 2017年5月28日
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