フェラーリのパーツが曲がるといううわさは、F1バーレーンGP(16日決勝)でも続いている。
今年のフェラーリは、3年連続チャンピオンのメルセデスAMGと互角の速さを見せており、その強さの秘密が話題になっている。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ライバルチームがフェラーリのフロアに注目していると伝える。
ある匿名のエンジニアは、「(シーズン前の)テスト中のライコネンを映したスローモーションがあって、フロアの端が下に曲がる様子が映っている」と語ったという。
問題を提起するレッドブル
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、バーレーンで次のように語ったとオーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙が伝えている。
「有罪であることを明らかに示す写真がある。フロアだけでなく、ほかのパーツも大きく曲がることを示すものだ」
「FIA(国際自動車連盟)がどう反応するか見てみよう」
強さの秘密はほかにもあるとベッテル
これについて聞かれたセバスチャン・ベッテルは、「初めて聞いた」と話している。
「先頭にいると、人の気に入らないことが何かしら出てくるものだ。だから、むしろほめ言葉だよ」
また、フェラーリの強さを支えるのはフロアだけではないとベッテルは話す。
「僕たちは、サイドポッドのレイアウトもすごく大胆に行った」
「あの形はウサギの耳みたいだよね。イースターにぴったりだ」とベッテルがジョークを飛ばしていたと『Bild(ビルト)』紙は伝えている。