10日(金)、今シーズン2回目のF1プレシーズンテスト(バルセロナ・サーキット)4日目、開幕前テストの全日程が終了した。あとは開幕戦を待つのみだ。
■F1ドライバーはプロのアスリート
8日間に渡って行われたF1プレシーズンテストで、各チーム、各ドライバーはどれほど走ったのだろうか?あるコーナーでは5Gを超えるところもあると言われており、普通の人間なら失神してしまうという。ハードなトレーニングをこなしてきたプロのアスリートであるF1ドライバーたちだからこそできる離れ業だろう。
■F1プレシーズンテスト全8日間の走行距離(チーム別)
チーム別では、メルセデスだけが1,000周を超えた。総走行距離は実に5,102km。レース距離(300km)に換算すると約17レース分に相当する。
最終日に1分18秒台を叩きだしたフェラーリが続き、ウィリアムズ、ザウバー、フォース・インディア、ハース、レッドブル、ルノー、トロロッソと続いた。そして最下位はマクラーレン・ホンダの425周、1,978kmだ。これは約6レース分相当で、メルセデスの39%ほどしか走れなかった計算だ。
Only one team clocked 1,000+ laps during #F1Testing
@MercedesAMGF1 pic.twitter.com/8H7KX8P9Za
— Formula 1 (@F1) 2017年3月10日
■F1プレシーズンテスト全8日間の走行距離TOP10(ドライバー別)
ドライバー別では、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が628周(2,924km)を走行した。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)と続く。
クラッシュを続けたあとの言動も話題になった新人ランス・ストロール(ウィリアムズ)は、386周、1,797kmを走った。
Two Mercedes drivers in the top 10! Vettel did a great job... so as Ericsson, fourth driver with most laps! #F1Testing pic.twitter.com/5dko2klADc
— Circuit BCN-CAT (@Circuitcat_eng) 2017年3月10日