ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーが、2017年のF1シーズンはメルセデスAMGとフェラーリによるタイトル争いが繰り広げられることになるだろうとの見解を示した。
【合同テスト3日目タイム】フェラーリ好調、ソフトタイヤで19秒台へ アロンソも周回重ねペースアップ
■今季のタイトル争いはかなりの接戦に?
バルセロナで行われている今季最初のF1シーズン前テスト2日目(2月28日)のセッションが終わった後、シュタイナーはデンマークの『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』紙に次のように語った。
「メルセデスAMGは美しいし、うまく設計されたクルマだね」
「だが、フェラーリも素晴らしいよ。コースでは彼らの2台が最速だ」
「ここまで私が見てきたことからすれば、フェラーリはかなりメルセデスAMGとの差を縮めてきたと思う。フェラーリは非常に有望なところを示しているよ。タイトル争いはかなりの接近戦になるかもしれないし、私もそれを期待しているよ」
■まだこれからだとフェルスタッペン
一方、テスト前までの前評判では今季メルセデスAMGにとって最大のライバルとなるであろうと目されていたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、『Het Laatste Nieuws(ヘト・ラーツテ・ニュース)』紙に次のように語った。
「僕はクルマに慣れようとしていたし、プログラムを全部こなしていたんだ」
「スピード? それは後からついてくるよ」