28日(火)、F1シーズン前テスト(バルセロナ・カタルーニャサーキット)の2日目、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がバルセロナ・カタルーニャサーキットのレコードタイムを更新する1:20.983を叩きだし、午前中をトップで終えている。午後はバルテリ・ボッタスが走行する。
ハミルトンは、2008年にキミ・ライコネンが出したコースレコード1:21.670を0.687秒も上回る1:20.983というタイムを、新車テスト2日目にして記録した。大きなトラブルもなさそうで、順調に周回を重ねている。
2番手のキミ・ライコネン(フェラーリ)は、ハミルトンに1.848秒引き離された。
■マクラーレン・ホンダ、様子見
初走行のストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)は、インストレーションラップでパワーユニットの電源が落ちるというトラブルが発生。その後、パワーユニットを交換してコースに復帰し、午前中だけで昨日と同じ29周を走ったが、タイムを見るとまだまだ様子を見ながら慎重に走らせているようだ。
ザウバーは、背中を負傷したパスカル・ウェーレインに代わって、フェラーリのリザーブドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィが走行。しかし、ザウバーもパワーユニットのトラブルにより、わずか5周で午前中を終えている。
ルノーのジョリオン・パーマーも、1周しかできなかった。
■合同テスト2日目午前タイム
P | ドライバー | チーム | タイム | GAP | 周 | PIT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ハミルトン | メルセデス | 1:20.983 | 66 | 7 | |
2 | ライコネン | フェラーリ | 1:22.831 | 1.848 | 47 | 14 |
3 | オコン | Fインディア | 1:23.045 | 2.062 | 27 | 5 |
4 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.212 | 2.217 | 36 | 7 |
5 | マグヌッセン | ハース | 1:23.200 | 2.229 | 31 | 9 |
6 | クビアト | トロロッソ | 1:25.012 | 4.029 | 44 | 8 |
7 | ストロール | ウィリアムズ | 1:26.040 | 5.057 | 12 | 5 |
8 | バンドーン | マクラーレン | 1:26.201 | 5.218 | 29 | 9 |
9 | ジョビナッツィ | ザウバー | 1:33.741 | 12.758 | 5 | 3 |
10 | パーマー | ルノー | - | 1 | 1 |
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「本物のF1カーが戻ってきた」
●【マクラーレン・ホンダ】テスト2日目もトラブル発生・・・わずか7周でストップ
●【マクラーレン・ホンダ】今日のトラブルは何が起こった?・・・またPU交換