旧オーナーのCVCからF1株式の買収手続きを進めているアメリカのリバティ・メディアだが、いよいよ残すハードルはあとひとつというところまでこぎつけたようだ。
今週、リバティ・メディアはアメリカのコロラドで臨時株主総会を開催。そこでF1買収が正式に承認されたことが明らかとなった。
アメリカのメディア界の重鎮として知られるリバティ・メディアのジョン・マローン会長は声明の中で、株主たちによってF1買収が承認されたとともにリバティ・メディアの名称を「フォーミュラ・ワン・グループ」と変えることに関してもゴーサインが出されたとしている。
リバティ・メディアは、「この買収を成立させるためには、F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の承認が条件として残されている」とし、「2017年の第一四半期終了前には」その承認が得られるだろうと付け加えている。