全21戦が予定されていた2017年のF1カレンダーは、ドイツGPが外されて全20戦になる。
●【2017】FIA、2017年のF1カレンダー暫定版を発表 アジア戦は入れ替えも
ドイツGPは2016年に引き続いてホッケンハイムで行われる予定だったが、来年は開催しない旨がアブダビGP(27日決勝)を前に全チームに通知されたと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えている。
ホッケンハイムのトップ、ゲオルク・ザイラーもこの報道を認めている。
「2017年カレンダーにドイツでのF1レースがもう存在しないことは伝えてある」
「残念ではあるが、意外なことではない。日付が決まっていただけで、ホッケンハイムリンクの契約は存在しなかった」
「2017年の開催地になった場合、経済的リスクは避けられなかったが、そのリスクをすべて取り除くようなオファーはなかった」
ドイツGPは元々「暫定」扱いで、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、「ヨーロッパのほかのレースには同じことをしないのに、ドイツでのレースにだけ助成金を出すわけにはいかない」と話していた。
カレンダーの変更は、11月30日(水)の世界モータースポーツ評議会で承認される見通しだ。