NEXT...F1開催スケジュール

ボッタスのウィリアムズ残留は微妙 その背景は?

2016年10月19日(水)16:57 pm

最近の報道によれば、ウィリアムズの育成ドライバーであるランス・ストロールが、来季ウィリアムズからF1デビューを飾ることになるのはほぼ間違いないようだ。

■ボッタスの2017年はいまだ流動的

そして、大方の見方では、バルテリ・ボッタスがそのまま残留し、ストロールのチームメートとしてウィリアムズで5年目のF1シーズンを迎えることになるだろうと考えられている。伝えられるところによれば、ボッタスはすでに2017年の契約をチームと交わしているとの情報もある。

そのボッタスに関しては、来季はニコ・ヒュルケンベルグ(現フォース・インディア)のチームメートとしてルノーに移籍するのではないかとのうわさも依然としてささやかれ続けている。

そして、ボッタスが本当にこのままウィリアムズに残留することになるかどうかはまだ分からないと見ている者たちもいるようだ。

ウィリアムズでは、来季のF1デビューが確定的だと伝えられているストロールの父親がチームの経営に参加するようになるだろうと言われている。カナダのファッション業界の大物として知られるローレンス・ストロールは、ウィリアムズの相当数の株式を取得することになると見られている。

■ランスの父親の発言権増大でボッタスに不安

ボッタスと同じフィンランド出身の元F1ドライバーであるミカ・サロは、『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』に次のように語った。

「バルテリが置かれている状況を説明するのは難しいんだ」

「ランス・ストロールが入ってくる。そして、ウィリアムズでは恐らくバルテリをキープしたいと思っているだろう。だが、(父親の)ストロールがチーム株式の半分を取得したようだし、誰を自分の息子のチームメートに据えるかは彼(ローレンス・ストロール)が決めることになるんじゃないかな」

今季ヨーロッパF3のチャンピオンとなったストロールについて尋ねられたサロは、次のように続けた。

「彼は悪いドライバーじゃないよ。彼は今季多くのレースで優勝したし、F3タイトルもとった」

「彼はF1にふさわしいと思うけど、彼の方はバルテリがチームメートなのはいやなんじゃないかな」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック