来年はマクラーレン・ホンダのドライバーラインアップにも変化が生じるかもしれない。
フェルナンド・アロンソは2017年までマクラーレンと契約しており、来年もマクラーレン・ホンダで走ることは確実だ。
だが、2009年のF1チャンピオンである36歳のジェンソン・バトンのほうは今年いっぱいで契約が切れることになる。そして、2017年は現在控えドライバーを務めているストフェル・バンドーンにシートを明け渡すことになるだろうと考えられている。
■今後のことは自分で決める
しかし、そのバトンに関しては、F1デビューを飾った古巣ウィリアムズへ復帰するのではないかとのうわさがささやかれている。現在ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズがバトンに興味を示していることをほのめかす発言を行ったと報じられているが、もちろん現段階ではこの先どうなるのかはまったく分からない。
スペインの日刊スポーツ紙『AS』から来季のことについて質問を受けたバトンは次のように答えている。
「まだ分からないよ。でも、どういう選択をするにしろ、それは自分で決めることになるだろうね」
「だけど、それもまだあと数か月先の話だよ」
■戦えるクルマが欲しい
バトンはさらに、2017年以降も自分がF1を続けるための条件は、「競争力のあるクルマ」でレースができるということだと次のように付け加えた。
「いくつものレースで勝利を収め、F1チャンピオンにもなった者としては、トップ争いができることを望むものさ」