来季はジェンソン・バトン(現マクラーレン)がウィリアムズに移籍するのではないかとのうわさがささやかれている。
■まだ来年のことは考えていないとバトン
現在36歳となるバトンにとって、ウィリアムズは2000年にF1デビューを飾ったチームだ。そして仮にバトンがその思い出のチームへ移籍する場合、シートを失うのはフェリペ・マッサだろうと言われている。
だが、バトンはこの件について最近『Speedweek(スピードウィーク)』から質問を受けたものの、次のようにコメントするにとどまっている。
「まだ次のレースであるカナダのことも考えていない状況なんだ。まして来年のことなど考えているわけないよ」
■いい仕事ができるチームにいたいとマッサ
一方、マッサに関しては、バトンと入れ替わりにルノーへ移籍するのではないかとのうわさもある。
35歳マッサはイギリスの『Express(エクスプレス)』に次のように語った。
「F1でささやかれているうわさに関しては誰もが知っているよ。僕は何も恐れてなどいないし、心配もしていないよ」
「(ウィリアムズに)とどまることができればうれしいだろう。だけど、自分がいい仕事をすることができ、明るい未来があると考えられるチームにいられればうれしいと思うよ。どんな可能性にでも対応する準備はできている」
■マクラーレンはバンドーン昇格で決定とのうわさ
だが、マクラーレンでは現在控えドライバーを務めているストフェル・バンドーンを来季バトンに替えて昇格させることをすでに決定していると考えられている。
だが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはそうしたうわさを否定し、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。
「我々はまだどのドライバーとの交渉も始めていない。その質問に答えるにはまだあまりにも早すぎるし、チームの動揺を誘うことになりかねないよ」