FIAは、2016年開幕戦オーストラリアGP前に各パワーユニットメーカーが使用したトークン数(開発引換券のようなもの)を明らかにした。
メルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダの全4メーカーは、レギュレーション変更により、2016年シーズン中に32トークンを使用してパワーユニット(1.6リッター V6ターボチャージャーハイブリッドシステム)の開発を行うことが許されている。開発領域制限も撤廃された。
FIAによると、開幕前にフェラーリはすでに23トークンを使用しており、シーズン中の開発には9トークンを残している。開幕時から勝負に出ているのが伝わってくる。
最強メルセデスは19トークン、ホンダは18トークンを使用した。ルノーはまだ7トークンしか使用しておらず、25トークンを残したことになる。
今季からワークスチームとしてF1に再参戦するルノーは、すでにエンジンで0.5秒改善したと自信を見せており、今後の開発にも注目される。
■F1オーストラリアGP前に使用されたトークン数(全32トークン)
フェラーリ 23トークン使用 (残9トークン)
メルセデス 19トークン使用 (残13トークン)
ホンダ 18トークン使用 (残14トークン)
ルノー 7トークン使用 (残25トークン)