【4日目タイム結果】バルセロナテスト1回目
24日（水）、バルセロナで朝9時から始まったプレシーズンテスト最終日の4日目、午後6時に全セッションが終了し、バルセロナ合同テスト1回目の全日程が終了した。
■フェラーリ好調、メルセデスAMGは隠し通す
まだテスト初期段階とはいえ、タイムやドライバーのフィーリングを聞いていると、フェラーリの新車の素性は期待できそうだ。
4日目も、新タイヤのウルトラソフトを履いたキミ・ライコネン（フェラーリ）が1分23秒477というトップタイムを出している。
今回はロングランに徹していた王者メルセデスAMGだが、もしウルトラソフトを履いてアタックしたら同条件でどの程度のタイムが出たのだろうか。スピードを隠しているのは王者の余裕か。
■気になるマクラーレン・ホンダのトラブル
連日のトラブルで走行できない時間が多くあったため、今日はドライバーの出番はなかった。冷却水漏れの小さな問題と言われているが、それでも3周しか走れないのは、信頼性の面で不安材料だ。
■レッドブル好調
レッドブル・タグホイヤー（byルノー）が思った以上に走れている。「レッドブル史上最高の出来」とまで言われるほどマシンの完成度は高いようだ。天才エイドリアン・ニューイが「昨年ハンドリングに問題を抱えていたクルマに一定の変更を加えた」という通り、ドライバーやチームからも良いコメントが聞こえてくる。今年は期待できそうだ。
カタルーニャ・サーキット
全長4.655 km
■バルセロナ合同テスト1回目・4日目タイム
1 ライコネン フェラーリ 1分23秒477【US】
2 クビアト レッドブル 1分24秒293【US】
3 セリス フォース・インディア 1分24秒840(SS)
4 マグヌッセン ルノー 1分25秒263(S)
5 フェルスタッペン トロロッソ 1分25秒393＜M＞
6 ナッセ ザウバー 1分26秒053(S)
7 ロズベルグ メルセデス 1分26秒187＜M＞
8 ハミルトン メルセデス 1分26秒295＜M＞
9 マッサ ウィリアムズ 1分26秒483(S)
10 グティエレス ハース 1分27秒802＜M＞
11 ハリアント マノー 1分28秒266(S)
-- アロンソ マクラーレン・ホンダ タイムなし
US＝ウルトラソフト
SS=スーパーソフト
S＝ソフト
M＝ミディアム
H＝ハード
