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ルノーの新エンジンにペナルティーを受ける価値なし

2015年10月24日(土)8:13 am

レッドブルとトロロッソは、ルノーの新エンジンをF1アメリカGP(25日決勝)では使用しない見込みだ。

ルノーは11トークンを使用してパワーユニットを改良したが、パフォーマンスの向上は1周0.2秒程度だと認めている。

ルノーの新エンジンについて聞かれたトロロッソのカルロス・サインツは、次のように答えた。

「僕たちは、今年残りのレースを古い仕様のまま戦うことに決めた」

「新しいものを使えば、また最後尾まで下がることが分かっている。それだけの余裕はない」

レッドブルのほうも同様の決断を下したと見られる。ダニール・クビアトは、こう話す。

「僕が決めることじゃない。でも、新しいエンジンでペナルティー以上のものを得られるのか、僕には確信がない」

チームメートのダニエル・リカルドも同じ考えだ。

「僕が最後に聞いたところでは、大きなもの(改良)ではないそうだ。だから、使う価値はないんじゃないかと理解している」

「彼らから違うことが聞けるといいんだけどね。馬力が大幅に良くなったとか。でも、現実的にはそこまでじゃないと思う」

■改良ユニットの投入はブラジルGPに

ルノーもアップデートをブラジルGP(11月15日決勝)まで延期したとルノーのレミ・タファンが語っている。『Motorsport.com』が伝えた。

「使わないのには十分な理由がある。今週末成果を出し、最大限に生かすのに最善の方法ではないと判断した」

「10グリッド降格ペナルティーと(新しいエンジンで)得られるものを比較した場合、それだけの価値はないと思われる」

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