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ライコネン「アリバベーネはフェラーリが必要としていた人材」

2015年05月07日(木)16:50 pm

今週末F1スペインGP(10日)決勝が行われるバルセロナへと向かったフェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネだが、ほんの数日前に全身麻酔による手術を受けていたと報じられている。

これは、フェラーリ専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニが伝えたもので、58歳となるアリバベーネはバルセロナには腕を首からつるした状態で姿を見せるだろうという。

F1関係者は、すでに前戦バーレーンGP(第4戦)のパドックにいたアリバベーネの左手首に包帯が巻かれていることに気付いていた。

アリバベーネの右腕には人目をひくタトゥーが施されていることもよく知られているが、キミ・ライコネンが新たなフェラーリのボスとなったアリバベーネに好意的な感情を抱いているのは、ライコネンも同じようなタトゥーを入れているからという理由だけではないようだ。

「マウリツィオは、まさにフェラーリが必要としていた人物だよ」

『CNN』にそう語ったライコネンは、次のように続けた。

「彼は非常に仕事熱心だし、とても公平だ。だけど、何か間違ったことがあればすぐにそれを指摘してくるよ」

もちろん、バルセロナでのレースに臨むフェラーリにとって、改善のための手が加えられたのはアリバベーネの腕だけではない。

トゥッリーニは、ヨーロッパでの最初のレースに向けてフェラーリの2015年型車SF15-Tは、その「70%」にも及ぶ部分に手直しが加えられているとし、これまでのクルマと同じなのはフロント部分だけだと伝えている。

フェラーリの戦略担当責任者であるイナキ・ルエダはこれを認め、次のように語った。

「ヨーロッパでの最初のレースにはすべてのチームがバーレーンのときのものと比べるとほとんど新しいクルマで臨んでくることはよく知られた事実だ」

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