マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1第3戦中国GP(12日決勝)に向けて意気込みを語った。
■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「前のクルマに追いつき追い越せ」
「マレーシアGPの週末で得た成果といえば、マシン開発に希望が持てたこと、さらに直近のライバルに比べて進歩の度合いが大きかったことだ。ただし、それで何かが約束されたわけではないし、セパンで見せた進歩を次の2連戦(中国とバーレーン)でも示せるといったらウソになる」
「ひとことでマシン性能といっても、速さ、燃費、信頼性といろいろある。そのどれもが右肩上がりなんて無理だ。ペースの読み方もサーキットによってまちまちだ。ペース向上を実感しきれない時だってある。特に、表向きはね」
「それでもわれわれは、あらゆる面で競争力を上げようとがんばっている。目標は毎レース、2台のマシンとパワーユニットを継続的に開発し、前方のチームに追いつき、追い越すことだ」