F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、2017年以降についてはF1カーやエンジンに関するルールを見直すよう働きかけていることはすでにさまざまな形で報じられている。
かつて3度F1チャンピオンとなった伝説的元F1ドライバーであり、現在は2014年にチャンピオンチームとなったメルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダもF1の将来に対して真剣な目を向けている。
ラウダは、エクレストンの意見には同意できると母国オーストリアの『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』に次のように語った。
「今のクルマであれば、(下位カテゴリーの)F3やGP2から来たドライバーでもすぐに速く走ることができる。あまりリスクを冒さなくてもね」
「今のF1カーは市販車と同じような感覚で運転することができるんだ」
そう語ったラウダは、次のように付け加えた。
「将来的には1,200馬力を発生し、ワイドタイヤを装着したクルマとなることを望んでいるよ。F1は、かつてのように、もっと速くて運転が難しいものになる必要があるよ」