20日(木)に来季のフェラーリ加入が正式に発表されたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、フェラーリの出した声明の中で次のように抱負を語った。
■セバスチャン・ベッテル
「僕のF1における次のステージはスクーデリア・フェラーリとともに過ごすことになる。僕にとっては長年の夢がかなうということでもあるよ。僕がまだ子どもだったころ、赤いクルマに乗ったミハエル・シューマッハが僕の最大のアイドルだったんだ。そして今ついにフェラーリでドライブするチャンスが訪れたことは信じられないくらい名誉なことだと感じている」
「僕はすでにフェラーリ精神というのがどういうものかということを少しだけ味わったことがある。(トロロッソ時代の)2008年にモンツァで初めて勝ったときのことだ。マラネロで製造された跳ね馬のエンジンでね。スクーデリアはこのスポーツにおいて素晴らしい伝統を持っているし、またチームがトップに返り咲くための役に立ちたいというすごく強い気持ちを抱いている。それが実現できるよう、全身全霊をささげていくよ」