メルセデスAMGビジネス部門のエグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、今シーズン末にドライバーラインアップを変更する可能性もあると話した。
F1第12戦ベルギーGPでは、チャンピオン争いで一騎打ちを演じているメルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが接触し、2人の関係はさらに悪化した。
イタリアGP(7日決勝)を前にヴォルフは、ドライバーの関係がコントロールできない状況に陥った場合は、ラインアップ変更もあり得ると『BBC』に語った。
「決断を下してラインアップを変えるという結果も受け入れざるを得ないことになるかもしれない」
「ドライバー2人に対してメルセデス・ベンツのスピリットに従わせることができないのならば、それを認める必要がある」
ロズベルグは契約延長にサインしたばかりだが、ハミルトンは契約がまだ1年残っている。ヴォルフはハミルトンとの今後の交渉はシーズン終了後まで行わない意向をベルギーGP後に示していたが、ハミルトンはこれを否定している。