現在16歳のオランダ人ドライバー、マックス・フェルスタッペンと来季のドライバー契約を結んだというニュースが伝えられたばかりのトロロッソだが、次のニュースは「ノーズ」に関するものになるかもしれない。
すでに、ケータハムでは今週末のF1ベルギーGP(24日決勝)において、これまでの2段型ではなく新たな形状のノーズを導入することが報じられている。
さらに、2015年からはノーズに関するルールが見直されることにより、ロータスが現在使用している2つの先端を持つ独特のノーズも今季限りで見納めになるであろうことが明らかにされていた。
そして、今シーズンに各チームが導入した「アリクイ型」ノーズの中でもとりわけその呼び名がふさわしいと思われるトロロッソのノーズについても、早ければ今シーズン中にも新型ノーズが登場するかもしれない。
『Speedweek(スピードウィーク)』は、トロロッソは「新バージョンのノーズに取り組んでおり、早ければシンガポール(第14戦/9月21日決勝)でお目見えするだろう」と報じた。
同紙によれば、トロロッソのノーズは上位チームであるレッドブルの今季型車に似た、こぢんまりした形のものに改修されることになるとしており、そのために新たにクラッシュテストを受ける必要があるという。
『Speedweek(スピードウィーク)』はさらに、トロロッソでは今季エンジンをフェラーリ製からルノー製へ変更したことに加え、今回のノーズ変更により、今後シニアチームであるレッドブルとの相乗効果をさらに高めてゆくことになると付け加えている。
一方、フェラーリも今季型車F14 Tの新しいノーズ開発に取り組んでいたものの、現在はすでにその計画はストップされてしまったと『Speedweek(スピードウィーク)』は報じている。