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ベッテルが父親にフェラーリをプレゼント

4年連続F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル（レッドブル）が、父親にフェラーリをプレゼントしたと報じられている。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』は、車両の受け取り手続きをしているベッテルを盗み撮りした写真を掲載し、ベッテルが選んだのはフェラーリ・カリフォルニアで、特注のナンバープレートも付けられていると報じた。

ヨーロッパでのレースの際には、ベッテルはサーキットから宿舎への行き帰りにレッドブルのタイトルスポンサーであるインフィニティから提供されたクルマを用いている、

だが、父親のノルベルトへの贈り物としてベッテルが選んだのは伝統的な赤いフェラーリで、彼の生まれ故郷であるヘッペンハイム（Heppenheim）を意味するHPと父親の名前ノルベルトを意味するN1が組み合わされた「HP N1」という特注のナンバープレートが付けられている。

『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』は、「これは将来（ベッテルが）フェラーリへ行くという兆候だろうか？　神のみぞ知ることだ！」とコメントし、次のように付け加えている。

「1995年には、ミハエル・シューマッハが（フェラーリの）F355に乗ってモナコを走っているところが目撃された。そして、その後どうなったかは誰もが知っている」

1994年と1995年にベネトンで2年連続F1チャンピオンに輝いたシューマッハは、翌1996年にフェラーリへと移籍している。