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メルセデスAMGのボス、自転車事故で大けが

2014年07月24日(木)6:39 am

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフが、22日(火)に自転車の転倒事故により数か所を骨折する重傷を負ったことが明らかとなった。

だが、ヴォルフは今週末のF1ハンガリーGP(27日決勝)では、予定通りハンガロリンクに赴いて指揮を執るという。

事故は、技術部門エグゼクティブディレクターであるパディ・ロウを含むほかのチームメンバーたちと一緒にドナウ川沿いにサイクリングを行っていた際に起こったようだ。

伝えられるところによれば、自転車数台が玉突き状態となり、ロウが最初に転倒したという。だが、最も大きなケガを負ったのはヴォルフだった。

メルセデスAMGは、42歳となるヴォルフが、骨折を負った肩、鎖骨、ひじ、そして手首の治療のための手術を受けたことを認めている。

さらに、チームはツイッターに手術によって金属が埋め込まれたヴォルフのX線写真を掲載し、ヴォルフはいまや「半分人間、半分機械の『トトネーター』となった」と書きこんでいる。

もちろん、これはヴォルフと同じオーストリア出身のハリウッドスター、アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作となった「ターミネーター」のパロディであることは言うまでもない。

ヴォルフの妻であり、ウィリアムズのテストドライバーでもあるスージー・ヴォルフも右腕を治療具で固定された夫の写真をツイッターに投稿し「これから何週間か、私には看護師の仕事も増えそうだわ」と書きこんでいる。

メルセデスAMGのツイッターには、ヴォルフ自身の次のようなコメントもつぶやきも投稿されている。

「これからはプロに任せることにしたよ。ルイス(ハミルトン)とニコ(ロズベルグ)は時速300kmでホイール・トゥ・ホイールの戦いをしているというのに、僕らはたった30kmでこうだからね!」

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