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ラウダ、F1規則改正の検証を要望

2014年07月18日(金)16:37 pm

過去10年に行われたすべてのF1規則改正を検証せよ。以上は、メルセデスAMG会長のニキ・ラウダの提案だ。

今年実施された技術規則の全面改正によりV6ターボで音が静かになった分、コース外から不満の声が一気に高まった。

中でもいちばん厳しい態度に出たのがフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロだ。彼はF1の主な関係者を集めて緊急会合まで求めている。

FIA(国際自動車連盟)会長ジャン・トッドは17日(木)、そのような会議が開かれれば出席にやぶさかではない、元F1ドライバー等の重要人物から意見を聞いてみたいと語った。

この会議にF1の伝説的存在、ラウダが意欲的である。

「最近10年に作ったり書き換えたりしたすべてのF1規則をリスト化するのだ」と、ラウダはドイツ『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』誌に語る。

同誌が洗いだしたところ、2005年以降で大きく変わった技術および競技規則は77を数える。内訳は予選に始まり、ポイント制度、タイヤ、スペアマシン、耐用距離の長いエンジン、トラクションコントロール、KERS、DRS、マシン形状、チームオーダー、排気管、ディフューザー等、多岐に及ぶ。

ラウダはいう。「われわれがすべきは、規則変更のひとつひとつがF1に何をもたらしたのか、変更に意味はあったかどうか検証することだ」

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