メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの2人は、少なくともあと2年はチームメートとしての関係を続けることになりそうだ。
メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであり、同チームの共同オーナーでもあるトト・ヴォルフが、ハミルトンとロズベルグについて、来年以降それぞれ2年間の契約があることを明らかにした。
少し前、ヴォルフは、メルセデスAMGでは将来的にフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を獲得することをもくろんでいるのではないかとの報道を否定していた。一方で、今季第2戦から第5戦まで4連勝を飾る活躍を見せたハミルトンは、今週フェラーリの本部を訪れていたところが目撃されている。
ロズベルグに関しても、来年以降の去就に関してさまざまな推測が行われていたが、メルセデスAMGの非常勤会長であるニキ・ラウダがロズベルグとの間に「長期」契約があると明かしていた。
そして、ヴォルフは今週、ブラックリーにあるメルセデスAMGの本部で、来季以降のドライバー体制に関する質問を受けた際、スペインの『Marca(マルカ)』に対して次のように語った。
「我々のドライバーは2年間の契約を有している。だからそれ以外の可能性は考えられないよ」
さらに、アロンソに関して質問を受けたヴォルフは次のように答えている。
「彼が現時点では最高レベルのF1ドライバーであることは誰もが知っていることだし、メルセデスAMGの希望にも合うドライバーだ」
そう述べたヴォルフは、次のように付け加えた。
「だが、我々もすでに2人の最高レベルのドライバーを有しているからね」