フェラーリのキミ・ライコネンが、カタルーニャ・サーキットで行われるF1第5戦スペインGP(11日決勝)に向けて意気込みを語った。
キミ・ライコネン
「僕たちは今シーズン困難なスタートを切ることになってしまった。だからいろんなことを軌道に乗せてこの状況から抜け出さないとならない。それは簡単な仕事ではないけれど、もっとうまくやれるはずだと信じているよ」
「中国ではさまざまな小さなことが最終結果に影響を及ぼしてしまった。もし最初のフリー走行で走ることができていれば、もっとすぐに問題を理解することもできたんだろうけどね。そのためにあの週末は困難なものとなってしまった。でも、何が原因だったのかは分かっている」
「今年はここまであまり順調ではなかった。でも、僕たちはまた上向きにできると思っている。必ずそうできるはずだ。問題はそれがいつかってことだけどね。できればすぐにそうなって欲しいよ」
「僕たちも懸命に頑張ってきているし、レースごとにクルマの改善もできている。そして小さなことが大きな差となって現れることもあるんだ。例えばハンドリングみたいなことがね。今ではクルマに関する理解も増えている。でも、ほかのチームも頑張って改善を続けているからね。なるべく早く、何レース後かには彼らと戦うことができるようになるのを期待しているよ」
「ここでいい成績を収められればいいだろうし、そうなれば少し楽になるだろう。でも、ここでいい成績を残せたとしても、ほかのサーキットでだめなら、それで状況が変わるわけじゃないよ。もし、望むように走ることができるクルマにすることができれば、望むような結果も得られるんだ。大切なことは、何も問題のない週末を送ることだね」