2014年F1第5戦スペインGPが5月9日(金)、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から行われたフリー走行1回目でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップに立った。小林可夢偉(ケータハム)は21番手だった。
ヨーロッパでの開幕戦となるスペインGPフリー走行1回目では、またもここまで独走を見せるメルセデスAMGのハミルトンが1分27秒023のトップタイムを刻んでみせた。一方、チームメートのニコ・ロズベルグにはハイブリッドシステムのトラブルが発生し9周しかできずに終わっている。
2番手には今季ここまで苦戦が続くマクラーレンのジェンソン・バトンがつけている。バトンとトップのハミルトンとのタイム差はコンマ8秒となっている。
3番手には、ここまで4年連続チャンピオンのチームメート、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)をしのぐ活躍を見せているダニエル・リカルドが入っている。一方のベッテルはセッション序盤にトラブルでクルマを止め、わずか4周しかできずに終わっている。
4番手から10番手までの結果は次のとおり。4番手母国レースとなるフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、8番手パストール・マルドナード(ロータス)、9番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、10番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)。
可夢偉は合計22周を消化。信頼性はだいぶ向上してきていることを示したものの、タイムは1分30秒997で21番手だった。直接のライバルであるマルシャ勢を上回ることができておらず、今後のばん回を期待したいものだ。
F1スペインGPフリー走行2回目は、このあと日本時間21時から始まる。