ダニエル・リカルド(レッドブル)は、ロータスがいまだにルノーエンジンに手を焼いていることに「驚いている」と語った。
先週バーレーンで行われたF1のテストで、ロータスはロマン・グロージャンもパストール・マルドナードも「パワーユニット関連」のトラブルで周回を重ねることができなかった。グロージャンはこの状況を「受け入れられない」とルノーを非難している。
同じルノーエンジンを使うレッドブルも、シーズン前のテストでは数周するのがやっとの状態だった。だが今、リカルドはこうしたロータスの苦境に「驚いている」と話している。フランスの『F1i』が伝えた。
「ルノーエンジンのもう1チームが困難にぶつかっているのを見るのは、あまり心強いことじゃないね」
「僕たちもテストでV6ターボに少し問題が出たけれど、それほど深刻なものではなかった」
「僕たちは信頼性をさらに向上させることが可能だ。それなのに、彼ら(ロータス)が今もあんなにたくさんの問題を抱えているのには驚いているよ」
ルノーのレミ・タフィンは、中国GP(20日決勝)を前に、これからは「本領を発揮」できるだろうと話した。
「今もほかのチームが先行していることは分かっているが、この2戦でかなり進歩することができた」
「バーレーンのテストでは、新しいソフトウェアモードをいくつも試した。これでパワーユニットの限界に以前よりも近づけるだろう」とタフィンは自信をのぞかせている。