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小林可夢偉「信頼性がバーレーンでの最重要課題」

2014年04月02日(水)18:09 pm

ケータハムの小林可夢偉が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第3戦バーレーンGP(4月6日決勝)に向けて意気込みを語った。

小林可夢偉
「次はバーレーンへ戻っての第3戦です。このサーキットでは今年のシーズン前テストで何週間か過ごしていますが、あのときは信頼性もあり、かなり走行距離を伸ばすことができていました。その信頼性が今週末も非常に大切になります。今のチーム別ランキング10位の位置からもっと上を狙うことができると思っていますし、そのためにはパフォーマンスに関しても今より改善しなくてはなりません」

「信頼性がバーレーンでの最重要課題です。3回のフリー走行をちゃんと走りきる必要があります。そうすれば予選や決勝に向けて最適なセットアップが可能となりますし、このクルマの本当の実力を示すチャンスも与えられます。僕が担当したバーレーンでのテスト最終日にはクラッチに問題が発生してアタック走行ができませんでした。それ以来、信頼性の問題を抱えたことにより、クルマに予選用のスペックとセットアップを施して走るチャンスを失っているんです。そしてオーストラリアでもマレーシアでも、予選はウエットでのセッションになっていました」

「確かに、マレーシアの決勝ではまずまずのパフォーマンスを示すことができました。ですが、あのときのクルマにはあまり有効なセットアップが施されていませんでしたし、パワーユニットの力も十分には生かせていませんでした。週末すべてのセッションで走りきることが本当に必要なんです。そうすればセパンでやることができなかったことにも対応できますし、クルマのパフォーマンスを上げるためにすべての部分の改善を続けることができます」

「今年は僕たちの開発能力が非常に重要なものとなります。僕たちの開発プログラムはバーレーンから始まろうとしています。TMG(トヨタ・モータースポーツ)の風洞で行った作業によって開発された新しいパーツも試すことになりますし、それらがどういう性能を発揮してくれるかが楽しみです」

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