NEXT...F1開催スケジュール

メルセデスAMG独走か、ライバルたちは差を縮められず

2014年04月01日(火)13:08 pm

2014年開幕戦と第2戦を圧倒的な強さを見せて優勝したメルセデスAMG。ライバルたちはメルセデスAMGとの差は、そう簡単には埋めることはできないと認めている。

30日(日)の報道では、レッドブルが速いペースでクルマの開発を進めており、メルセデスAMGに追いつきつつあると伝えられている。F1第2戦マレーシアGPで3位入賞を果たしたレッドブルのセバスチャン・ベッテルは2位のニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)とわずかな差しかなかった。

しかし、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはレース後、「メルセデスAMGとの差は大きい。彼らには、まだ余裕があるようだ」と語った。

一方、フェラーリのフェルナンド・アロンソは、今のところレッドブルを倒せる位置にはいないことを認めている。

「次の第3戦バーレーンGP(4月6日決勝)で奇跡を起こせるとは期待できない。バーレーンまでにたったの5日間しか時間がない中で準備を進めている。そんな短期間で突然大きく躍進できるチームなんてあるわけがない」

「バーレーンでは最高速度が重要な要素になってくる。たぶんバーレーンでもウィリアムズが強さを見せると思う。上位5人に入れればいいと思っている」

さらにアロンソは『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「僕たちはできるだけトップに近い位置でレースを終えることを続ける必要がある。そうすれば、クルマの戦闘力があがってきた時点で、タイトル争いができるようになるからね」

また、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、第5戦スペインGP(5月11日決勝)でクルマに大幅な改良を加えるまでメルセデスAMGとの差を縮めることができるかという質問に対して、「それは無理だ」とストレートな返答をしている。

今シーズン中にメルセデスAMGとの差を縮める自信があるか聞かれたブーリエは次のように答えている。

「それは的確な質問だ。答えは、来年のヨーロッパラウンドが始まるまでならその自信があるということだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック