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レッドブルの主張は理解できないとアロンソ

2014年03月28日(金)13:07 pm

28日(金)に開幕した2014年のF1第2戦マレーシアGP(30日決勝)だが、セパン・インターナショナル・サーキットのパドックでさかんに飛び交っている言葉が「燃料流量」だ。

開幕戦のオーストラリアGPではレッドブルがF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のアドバイスを無視してFIAが支給したセンサーに頼らずにレースを続け、その結果2番手でゴールしたダニエル・リカルド(レッドブル)に失格処分を受けることとなってしまっていた。レッドブルはこれを不服として申し立てを行い、自分たちはあくまでもルールにのっとっており、間違ったことはしていないと主張している。

その申し立てに対する審議は第3戦のバーレーンGP(4月6日決勝)以後に行われるため、レッドブルが再びここマレーシアでも自分たちの主張を貫いてレースを行い、またもや失格処分を受けるかもしれないというリスクを冒すのか、周囲は興味津々といった形で見守っている。

開幕戦で2位表彰台という結果をはく奪されたリカルドは、「僕はチームが正しい判断をすると信頼しているよ」と語り、セバスチャン・ベッテルも、レッドブルはチームにとって正しいと思われることをすべきだとチームの姿勢を支持し、次のように語った。

「もちろん、僕たちはいつだってすべてのことを限界ギリギリのところまでもっていこうとしている。でも、それは常にルールの範囲内で行っているよ」

しかし、フェラーリのフェルナンド・アロンソは、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーがセンサーの計測数値に誤差があることがうまくやれるか失敗に終わるかという違いに結びつくと主張していることには理解できないとほのめかした。

「計測数値が不正確といっても、それは小数点以下の数値の話だよね」

そう語ったアロンソは、次のように付け加えた。

「誰も(燃料流量によって)レースに勝ったり負けたりするわけじゃないよ」

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