デンマーク出身の元F1ドライバーであるヤン・マグヌッセンが今週末開催されるF1マレーシアGP(30日決勝)に姿を見せるようだ。
息子のケビン・マグヌッセン(マクラーレン)が今季のF1開幕戦オーストラリアGPで見事に初表彰台をゲットするというセンセーショナルなデビューを見せたものの、父親のヤンはそのころ地球の裏側で別のレースに出ており、メルボルンでの息子の活躍をじかに目にすることができなかった。
しかし、40歳となるヤンは、息子のマクラーレンでの2レース目を直接観戦するためにセパンを訪れることにしていると次のように語った。
「6000マイル(約9,700キロメートル)も離れたところでレースを見てもそれほど楽しくなかったよ。あまりそういうことはしたくないね」
ヤン自身はF1で25レースに出走したものの、一度も表彰台に上ったことはない。ヤンは息子のケビンがこれほど早く表彰台に上ったことは驚きだったと次のように続けた。
「彼はすぐにいい成績をあげた。でも、最も印象的だったのは、彼のこれまでどのように成長し、またさらに成長を続けようとしていること。そして改善するための方法を見いだし続けていることだよ」
「この2年間、彼はとんでもなく速かった。一番大きく変わったのは、成功を得るための彼の頭の使い方だね」
そう語ったヤンは、最後に「彼のレースを見るためにセパンに行くのが待ちきれないよ」と付け加えた。