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オーストラリアで故障したエンジンはまた使えるとハミルトン

2014年03月24日(月)20:49 pm

今年のF1開幕戦オーストラリアGPの決勝でリタイアに終わったメルセデスAMGのルイス・ハミルトンだが、そのエンジンで再びマレーシアGP(30日決勝)を戦うことになるようだ。

ハミルトンのクルマに搭載された新たなV6ターボエンジンは、メルボルンのアルバート・パークで行われた開幕戦のレース序盤に6つのシリンダーのうち1本が正常に作動しない状況に陥っていた。今シーズンは、全19レースで使用できるエンジン数は5基までに制限されており、最初のレースでそのうち1基を使い終わるということになれば、この後の展開が非常に厳しいものとなってくる。

ハミルトンは、オーストラリアで次のように語っていた。

「僕としては続けたかったけれど、エンジンを守るために安全策を取るしかなかったんだ」

だが、メルセデスAMGがそのV6の「ターボユニット」を「守ろう」とした努力はどうやら報われたようだ。

『Mirror(ミラー)』紙が報じたところによれば、2008年のF1チャンピオンであるハミルトンは、オーストラリアGPで使用したエンジンを再びマレーシアGPで使用することができるという。

クアラルンプールに入ったハミルトンは、「幸運だったのは、あのときにレースを止めていたことだ」と語るとともに、オーストラリアでのその故障の原因は「配線関係の何かがおかしかったようだ」と説明し、次のように続けた。

「正直なところ、レースを止めたくはなかったよ。クルマは走ることができていたけれど、スピードはなかった。僕は幸運を祈り続けているし、あのエンジンを使うことができると思っているよ」

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